保育士の資格は、保育士試験に合格して取ることもできます。

保育士試験って、むずかしいの?どのくらいの人が受かっているの?

この記事では、国の資料と、試験を行っている全国保育士養成協議会のホームページをもとに、受かる人の割合や、試験のしくみをまとめます。
※2026年10月時点の情報です。
保育士資格の取り方(養成校と試験の2つの道)は、こちらにまとめています。
保育士試験の合格率は、約3割
こども家庭庁の資料によると、令和6年度の保育士試験は、次のとおりでした。
| 項目 | 人数 |
|---|---|
| 受験を申し込んだ人 | 60,912人 |
| 合格した人 | 17,620人 |
申し込んだ人のうち、合格した人は約29%です(17,620人÷60,912人で計算)。
申し込んだけれど受けなかった人も数に入っているので、実際に受けた人の中で見ると、これより少し高くなります。
ちなみに、同じ年に、養成校を卒業して資格を取った人は29,432人でした。試験で資格を取る人も、たくさんいることがわかります。
試験のしくみ
保育士試験には、筆記試験と実技試験があります。筆記試験に全部合格すると、実技試験に進めます。
筆記試験は9科目
2026年後期の筆記試験は、次の9つです。
| 科目 | 満点 |
|---|---|
| 保育の心理学 | 100点 |
| 保育原理 | 100点 |
| 子ども家庭福祉 | 100点 |
| 社会福祉 | 100点 |
| 教育原理 | 50点 |
| 社会的養護 | 50点 |
| 子どもの保健 | 100点 |
| 子どもの食と栄養 | 100点 |
| 保育実習理論 | 100点 |
合格ラインは、それぞれ6割
各科目で、満点の6割以上とれば合格です。
ただし、「教育原理」と「社会的養護」は、両方とも6割以上とらないと合格になりません。
合格した科目は、3年間有効
合格した科目は、合格した年をふくめて3年間は、もう一度受けなくてよくなります。
つまり、一度に全部合格しなくても、何回かに分けて合格をめざせます。試験は年に2回(前期・後期)あります。
実技試験は、3つの分野から2つ
実技試験は、「音楽」「造形」「言語」の3つの分野から、2つを選んで受けます。音楽を選ばずに受けることもできます。
ピアノが不安な方は、こちらの記事も読んでみてください。
難易度はどのくらい?
合格した人は約3割です。9つの科目すべてで6割以上とる必要があるので、1回で全部に合格するのは、かんたんではありません。
でも、合格した科目は3年間そのまま使えるので、苦手な科目にしぼって、何回かに分けて受けることができます。働きながらや、子育てしながらでも、少しずつ合格をめざせます。
2026年の試験日程
| 試験 | 申し込み | 筆記試験 | 実技試験 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 1月8日〜1月28日 | 4月18日・19日 | 6月28日 |
| 後期 | 7月3日〜7月23日 | 10月24日・25日 | 12月13日 |
2027年の日程は、決まったら全国保育士養成協議会のホームページにのります。
まとめ
- 令和6年度は、申し込んだ人60,912人のうち、17,620人が合格(約3割)
- 筆記試験は9科目。それぞれ満点の6割以上で合格
- 合格した科目は、合格した年をふくめて3年間有効。何回かに分けて合格をめざせる
- 実技試験は、音楽・造形・言語から2つを選ぶ
- 試験は年2回。2026年後期の筆記は10月24日・25日、実技は12月13日



