「保育士になりたいけれど、ピアノが苦手」。
保育士を目指す人や、復帰を考えている人の多くが、一度は気にすることだと思います。
この記事では、私が働いている保育園でのピアノの様子と、苦手な人がやっておくといい準備をまとめます。
保育園で、ピアノを弾く場面
まず、保育園では普段はピアノを弾きません。
弾く機会があるのは、主にこんなときです。
- 誕生会
- 行事
- リトミック(歌に合わせて体を動かす遊び)
毎日ピアノに向かうわけではないので、「ずっと弾き続けなければいけない」ということはありません。
どのくらい弾ければいい?
簡単な伴奏ができれば、それで十分です。
上手に弾けることよりも、子どもたちが歌ったり体を動かしたりするのを支えられることのほうが大切です。
ピアノが苦手な先生は、一緒に組んでいる先生に頼んだりしながらやっているようです。保育園では複数の先生でクラスを持つことが多いので、得意な人に助けてもらうこともできます。
複数担任のことは、こちらにまとめています。
苦手な人がやっておくといい準備
楽譜は事前にもらって、時間のあるときに練習する
時間のあるときに練習をしておくと、行事のときに焦って練習しなくて済みます。
弾く予定がわかったら、事前に楽譜をもらって練習するのがおすすめです。
園の「定番の曲」だけは弾けるようにしておく
保育園では、だいたい季節ごとに歌う曲が決まってきます。その園の定番の曲があるはずです。
まずは、その定番の曲だけは弾けるようにしておく。全部を弾けるようにしなくても大丈夫です。
「できません」より、「これならできます」
定番の曲が弾けるようになっていると、頼み方が変わります。
「できません」と言うよりも、
「これならできます。ほかのはできないので、お願いしてもいいですか?」
と、頼みやすくなります。

今の自分にできることを、最大限やりましょう。
保育士は、頑張っている人を見ています
保育士は、本当によく人を見ています。
苦手なことがあっても、頑張っている人のことは、ちゃんと見ています。できることを精一杯やる姿勢は、円滑に仕事をするうえで大切なことです。
ピアノに限らず、復帰するときの不安については、こちらにも書いています。
保育士試験の実技は、ピアノ以外も選べます
これから保育士試験を受ける人のために、試験の実技のことも書いておきます。
保育士試験の実技試験は、次の3つの分野から2つを選んで受けます(全国保育士養成協議会「令和8年 保育士試験 実技試験」より)。
- 音楽に関する技術
- 造形に関する技術
- 言語に関する技術
つまり、音楽を選ばずに、造形と言語で受けることもできます。
音楽を選んだ場合の内容は、次のとおりです。
- ピアノかギターで演奏する
- 子どもに歌って聴かせることを想定して、課題曲2曲を弾き歌いする
- 楽譜(紙のみ)は持ち込める。移調してもよい
- 令和8年後期の課題曲は「うれしいひなまつり」と「山の音楽家」
なお、幼稚園教諭免許を持っている人などは、実技試験が免除されます。
保育士資格の取り方は、こちらにまとめています。
まとめ
- 保育園では、普段はピアノを弾かない。弾くのは誕生会・行事・リトミックのとき
- 簡単な伴奏ができれば十分。苦手なら、一緒に組んでいる先生に頼みながらやっている
- 楽譜は事前にもらって、時間のあるときに練習しておくと焦らない
- 季節ごとの園の定番の曲だけは弾けるようにしておくと、「これならできます」と頼みやすい
- 保育士は、頑張っている人を見ている
- 保育士試験の実技は、3分野から2つを選ぶ。音楽を選ばなくてもいい




