
保育士の有給休暇って、何日もらえるの?パートでももらえる?

働きはじめて半年たつと、正社員なら10日もらえます。パートでも、週の働く日数に合わせてもらえます。この記事では、有給休暇の日数と、知っておきたいルールをまとめます。
※2026年10月時点の情報です。
有給休暇がもらえる条件
有給休暇(年次有給休暇)は、労働基準法で決められている休みです。お休みしても、給料が出ます。
次の2つを満たすと、もらえます。
- 働きはじめてから6か月たっている
- その間の、働く日の8割以上出勤している
正社員だけでなく、パートやアルバイトの人ももらえます。
正社員(週5日以上など)の日数
週30時間以上、または週5日以上働く人は、次の日数です。
| 働いた期間 | 有給休暇の日数 |
|---|---|
| 6か月 | 10日 |
| 1年6か月 | 11日 |
| 2年6か月 | 12日 |
| 3年6か月 | 14日 |
| 4年6か月 | 16日 |
| 5年6か月 | 18日 |
| 6年6か月以上 | 20日 |
パートの日数(週4日以下で、週30時間未満の人)
週4日以下で、週30時間未満の人は、働く日数に合わせた日数になります。
| 働いた期間 | 週4日 | 週3日 | 週2日 | 週1日 |
|---|---|---|---|---|
| 6か月 | 7日 | 5日 | 3日 | 1日 |
| 1年6か月 | 8日 | 6日 | 4日 | 2日 |
| 2年6か月 | 9日 | 6日 | 4日 | 2日 |
| 3年6か月 | 10日 | 8日 | 5日 | 2日 |
| 4年6か月 | 12日 | 9日 | 6日 | 3日 |
| 5年6か月 | 13日 | 10日 | 6日 | 3日 |
| 6年6か月以上 | 15日 | 11日 | 7日 | 3日 |
たとえば、週3日のパートで半年働くと、5日もらえます。
パートの働き方や、年収の壁のことは、こちらにまとめています。
知っておきたい3つのルール
1. 年10日以上もらえる人は、年5日は必ず取る
2019年4月から、有給休暇が年10日以上ある人は、そのうち5日を、1年の間に必ず取ることになりました。
取れていない場合は、園が日にちを決めて取らせることになっています。
2. 使わないと、2年で消える
有給休暇は、もらってから2年たつと消えてしまいます。使える日数を、ときどきたしかめておきましょう。
3. 理由を言わなくても取れる
有給休暇は、理由を問われずに取れる休みです。ただし、行事の日などで、ほかの日にしてほしいとたのまれることはあります。
また、有給休暇を取ったことで、給料を減らすなどの、不利な取りあつかいをしてはいけないことになっています。
有給休暇が「取りやすくなった」という声も
私の友人は、地方の、家族で経営している私立の保育園で働いています。その友人は、昔にくらべて、有給休暇が取りやすくなったと話していました。
今では、年5日を取れていない人がいると、園長先生から「取るように」と声をかけられるそうです。

地方には、家族で経営している保育園がたくさんあります。昔は制度が整っていないこともあったけれど、働き方改革や、保育士のリーダー研修などで制度が整ったおかげか、有給休暇を取りやすくなったそうです。
有給休暇を取りやすくするコツ
保育園は、子どもの人数に合わせて先生の人数が決まっているので、休む日はシフトに関わります。
- 早めに伝える:シフトが決まる前に、休みたい日を伝える
- 行事の日はさける:運動会や発表会などの前後は、できるだけさける
- 転職のときにたしかめる:面接で「有給休暇は取りやすいですか」と聞いておく

どの仕事もきっとそうですが、ふだんの仕事で信頼を得ていると、有給休暇も取りやすいですよ。
面接でたしかめておきたいことは、こちらにまとめています。

有給休暇は、働く人みんなの権利です。上手に使って、自分の時間も大切にしてくださいね。
まとめ
- 働きはじめて6か月、8割以上出勤すると、有給休暇がもらえる
- 正社員は半年で10日、6年6か月以上で20日
- パートも、週の働く日数に合わせてもらえる(週3日なら半年で5日)
- 年10日以上ある人は、年5日は必ず取る
- 使わないと2年で消える
- 休みたい日は、シフトが決まる前に早めに伝える



