
転職先が決まりそう。でも、園に「やめます」ってどう伝えればいいの?

まずは園長先生に、直接、できるだけ早めに伝えるのが基本です。この記事では、退職を伝えるタイミングと伝え方の例、退職届の書き方をまとめます。
※2026年10月時点の情報です。
退職のきまりを知っておく
法律では、申し出てから2週間
正社員など、働く期間が決まっていないときは、民法で、退職を申し出てから2週間たつと、契約が終わると決められています。月給の人も同じです。
園の就業規則もたしかめる
園の就業規則で、「退職は1か月前までに申し出る」などと決めていることがあります。厚生労働省の資料でも、退職の意思を上司に伝えて、書面で届け出るなど、社会的なルールを守ることがすすめられています。
パートなど、期間が決まっている場合
契約の期間が決まっている場合は、契約の期間が終わるタイミングに合わせるのが基本です。契約書をたしかめておきましょう。
求人が多い時期など、転職のタイミングについては、こちらにまとめています。
誰に、いつ伝える?
最初に伝えるのは園長先生
退職の話は、最初に園長先生(または主任の先生)に伝えます。同じクラスの先生や、仲のいい先生に先に話すと、うわさで園長先生の耳に入ってしまうこともあるので気をつけましょう。
できるだけ早めに
保育園は、子どもの人数に合わせて先生の人数を決めています。新しい先生をさがすには、時間がかかります。
年度末(3月末)にやめるなら、秋から冬のうちに相談しておくと、園も次の年度の準備がしやすくなります。
伝え方の例
「お時間をいただけますか」と声をかけて、子どもたちのいない時間に、落ち着いて話せる場所で伝えます。
園長先生、お忙しいところすみません。ご相談があります。家庭の事情で、3月末で退職させていただきたいと考えています。年度の終わりまでは、クラスのことをしっかりやりとげたいと思っています。
理由は、くわしく話しすぎなくても大丈夫です。前の園への不満を伝えるよりも、前向きな理由や、最後までしっかり働く気持ちを伝えると、話がスムーズに進みやすくなります。
退職届と退職願のちがい
| 書類 | 意味 |
|---|---|
| 退職願 | 「やめさせてください」とお願いする書類 |
| 退職届 | 「やめます」と届け出る書類 |
園によって、決まった書式があることもあります。まずは園長先生に、どの書類を、いつまでに出せばいいかを聞いてみましょう。
退職届は、次のような形で書くのが一般的です。
退職届 私儀、このたび一身上の都合により、令和9年3月31日をもちまして退職いたします。
引きつぎのコツ
- クラスの子ども一人ひとりの様子(アレルギー、好きな遊び、配慮が必要なことなど)をまとめておく
- 行事の準備や、係の仕事の進み具合をメモに残す
- 保護者とのやりとりで、気をつけていたことを共有する
複数担任でのクラスの情報の共有のしかたは、こちらに書いています。
子どもたちへの伝え方
子どもたちや保護者に、いつ、どう伝えるかは、園長先生と相談して決めるのが安心です。園によっては、年度末のおたよりなどで知らせることもあります。

お世話になった園だからこそ、最後まで気持ちよく。きちんと伝えて、きちんと引きつげば、次の園でも前向きなスタートが切れますよ。
まとめ
- 法律では、退職を申し出てから2週間で契約が終わる。園の就業規則もたしかめる
- 最初に伝えるのは園長先生。同じクラスの先生より先に
- 年度末にやめるなら、秋から冬のうちに相談するのが目安
- 理由は前向きに、最後までしっかり働く気持ちを伝える
- 退職届・退職願は、園の書式や出す時期を園長先生に聞く
- 引きつぎは、子ども一人ひとりの様子や行事の進み具合をメモに残す



