
保育士の求人票、どこを見ればいいの?給料の高さだけで選んでいいのかな……

給料だけでなく、勤務時間や休日、異動があるかどうかも大切です。この記事では、保育士の求人票でチェックしたいポイントをまとめます。
※2026年10月時点の情報です。
求人票に書くことは、法律で決まっています
職業安定法で、求人を出すときには、次のような労働条件を書面などで示すことが決まっています。
- 仕事の内容(変更の範囲をふくむ)
- 契約の期間、試用期間
- 有期契約の更新の基準(上限がある場合はその上限)
- 働く場所(変更の範囲をふくむ)
- 始業・終業の時刻、残業の有無、休憩時間、休日
- 給料の額
- 社会保険・労災保険・雇用保険
- 受動喫煙をふせぐための取り組み
2024年4月からは、「仕事の内容と働く場所の変更の範囲」「有期契約の更新の上限」も書くことになりました。
チェックしたい8つのポイント
1. 雇用形態
正社員、契約社員、パートなど、どの形で働くのかを見ます。契約社員やパートなら、契約の期間もたしかめましょう。
2. 給料の内訳
「月給〇〇万円」の中に、何がふくまれているかを見ます。
- 基本給
- 手当(資格手当、処遇改善の手当、住宅手当など)
- 固定残業代がふくまれているか
基本給と手当の割合によって、賞与や退職金の金額が変わることもあります。
保育士の年収については、こちらにまとめています。
3. 勤務時間とシフト
保育園は、早番・遅番などのシフトで働くことが多い仕事です。何時から何時までのシフトがあるか、土曜日の保育に入るかをたしかめましょう。
4. 休憩時間
休憩時間が何分か、書かれているかを見ます。
5. 休日・年間休日
「土日祝休み」「週休2日(シフト制)」など、書き方はいろいろです。年間休日の日数が書かれていれば、くらべやすくなります。
6. 働く場所の変更の範囲
いくつも保育園を運営している法人では、ほかの園へ異動することがあります。2024年4月からは、働く場所が変わる可能性がある範囲も書かれるようになったので、見ておきましょう。
7. パートの契約の更新
パートや契約社員の場合は、契約を更新するかどうかの基準や、更新の回数に上限があるかを見ます。
扶養の範囲で働きたいパートの人は、こちらも読んでみてください。
8. 社会保険
健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険に入れるかを見ます。
求人票だけではわからないこと
求人票には書かれていなくても、働きやすさにかかわることがあります。
- クラスの子どもの人数と、保育士の人数
- 持ち帰りの仕事があるか
- 有給休暇の取りやすさ
- 園の雰囲気、保育の方針
こうしたことは、見学や面接でたしかめるのがおすすめです。
有給休暇の日数やルールは、こちらにまとめています。
働きはじめる前には、書面で労働条件を受け取る
採用が決まって、労働契約を結ぶときには、労働基準法で、労働条件を書面などで示すことが決まっています。求人票と内容がちがっていないか、働きはじめる前にたしかめましょう。

求人票は、園とのはじめての「約束」のようなものです。気になるところは、遠慮せずに聞いてみてくださいね。
まとめ
- 求人票に書く労働条件は、職業安定法で決まっている
- 2024年4月からは、仕事の内容と働く場所の変更の範囲、有期契約の更新の上限も書くことになった
- 給料は、基本給と手当の内訳まで見る
- 保育士は、シフトの時間と土曜日の保育もたしかめる
- 子どもの人数や持ち帰り仕事などは、見学や面接で聞く
- 働きはじめる前に、書面の労働条件と求人票を見くらべる





